ウエイトトレーニングの考え方
身体は同じ刺激が与えられるとそれに適応する能力があって、ウエイトではこの適応力に逆らって漸進性をもたなければならない。これは言葉にしなくとも、重さを増やしていくことは誰もが行っていることだ。
自分はこの基本と「回数」を最近大事にしてトレーニングをしている。
人間は終わりが見えると力を抜く性質を持っていて、例えば100mを走るとすればゴールの数m手前から力を抜いてしまう。トレーニングでもゴールが見えればそこで力尽きるように身体が勝手に調節してしまうと経験から言える。
10回3セットのトレーニングをするならば3セット目の10回目で力尽きるように勝手にコントロールしていた自分がいた。
本当はもっと重い重さで、もっと多くの回数をこなせたかもしれない。もっと重い重さで、もっと低回数の筋力トレーニングを行えたかもしれない。
脳が勝手にこれ以上やったら身体に傷がつくと考えて自制している。
これをぶっ壊す。
トレーニングの目的は様々だが、全力を出し切るのがウエイトの大原則。
要は、身体が勝手にコントロールせず限界を出し切るべき。
今までやっていた重さのまま回数を多くして死ぬ気でやってみれば分かる。1セット目で朽ち果てる覚悟で死ぬ気でやる。余裕で回数は増えるはずだ。
低回数高重量、中回数中重量etc、どんな目的のトレーニングでも適応力を壊して戦っていかなければならない。